取引所で暗号資産を買ってみよう

ルリ先輩

それじゃ実際にビットコインを買ってみましょうか。「取引所」「販売所」があるのは知ってるわよね。
予習してるんでバッチリっすよ!日本円の入金も済んでいるのですぐに買えますって!

ヒロ

一定の金額「販売所」で暗号資産を購入する

価格が固定で好きな量が購入できるので初心者の方は「販売所」から暗号資産デビューすることが多いのではないでしょうか。

販売所で購入するのは簡単です。「購入価格」と「売却価格」のレートが表示されているので希望する金額を入力しましょう。


例)GMOコイン販売所



例)bitFlyer販売所

ユーザー同士が売買する「取引所」で暗号資産を購入する

「販売所」でデビューした初心者の方も、慣れたら手数料が安い「取引所」を利用しましょう。
取引所は暗号資産を売りたい人と買いた人同士が「○円で○枚売ります!」「△円で△枚欲しいです!」と提示し合う場所で、お互いの希望がマッチングしたら売買が成立します。

おっ…おお〜?これが取引の画面ですか。数字やグラフが常に動いてますけどこれはどう見たらいいんですか?

ヒロ

例)Liquid by FTX取引所

例)bitFlyer取引所

ルリ先輩

これは「板情報」とか「売り板」「買い板」なんて呼ばれていて、見ての通り24時間365日変動しているの。今からこの「板」の読み方を教えるわね。

売り板・買い板の読み方

まず、

売り板とは、「いくらでどのくらい売りたいのか」の注文一覧です。
買い板とは、「いくらでどのくらい買いたいのか」の注文一覧です。

今回はbitFlyerの例で解説します。下の板情報を見ると緑の数字と赤の数字で上下が分かれています。
数字が緑色の上半分が「売り板」、数字が赤色の下半分が「買い板」です。

今度は縦の列を見てみます。
中央の緑と赤の数字の列が「いくらで(売りたいor買いたい)」という希望レートです。
左右の列はそれぞれ注文に出されているビットコインの総量になります。


例えば「売り板」の一番最安値の列「0.01」「826,629」の段は、
「1BTCあたり826,629円」のレートで売りに出されてるビットコインが「0.01BTC分」ありますという意味です。

もし、そのレートで0.01BTC分全部買います!という人が現れて売買が成立したら売り板から消えるので
次の最安値はその上の段の「0.023」「826,988」になります。
買う人が多ければどんどんレートが上がっていくのはこういう流れなんですね。

ヒロ

ふむふむ…買いたい場合は「買い板」の方に注文を出すんですね。なるべく安く買いたいんですが、売りたい人は高く売りたいですよね。
そうね。売り板と買い板の境目のレートで売り/買いに出せば即売買が成立するけれど、変動率が大きいから損をしないように焦らずじっくり流れを確認して取引をしましょう。

ルリ先輩


板の動きを慎重に読みながら希望するレートと数量を入力して注文を出します。希望がマッチングすれば取引成立です。