レバレッジの仕組みを分かりやすく解説!

ヒロ

先輩〜レバレッジって何ですか?取引所のサイト見てると4倍とか5倍とか書いてあります。
レバレッジは元々”てこの原理”って意味で、金融業界では取引の種類のことを言うのよ。現物とかレバレッジとかあるの。リスクが大きいから初心者は現物取引から始めるのをオススメするけれど、それぞれの仕組みや違いを説明するわね!

ルリ先輩

仮想通貨のレバレッジ取引

レバレッジとは元々”てこの原理”という意味ですが、金融業界では少ない元手を保証金にして手持ちの資金以上の何倍もの大きな取引をすることを指します。FXでも使われているので聞いたことがあるかもしれません。


では仮想通貨でのレバレッジ取引とはどういうものでしょうか。例えば、日本円の資金を10万円持っていたら10万円分の仮想通貨が買えます。そして買った仮想通貨が値上がりした時に売ると差額分の利益が出ます。これを現物取引といいます。

レバレッジ取引とは、日本円の資金が10万円あったらそれを証拠金(担保)に取引所からお金を借りることができます。例えばレバレッジが2倍だったら20万円、4倍だったら40万円分の仮想通貨の取引ができます。

ヒロ

ん?少ないお金を担保に預けて…までは分かるんですが、10万円預けて40万円分の仮想通貨が買えるってこと?あれ?
ヒロくん、現物取引と同じように考えてる?現物は仮想通貨を買うところから始まるでしょう。でもレバレッジは売るところからも始められるのよ。

ルリ先輩

ヒロ

え?仮想通貨を持ってないのに売れるんですか?え?どういうことだろう…??
大丈夫ちゃんと説明するからね。とりあえず今は仕組みが全然違うもの思っていて。

ルリ先輩

現物取引とレバレッジ取引の違い

1.現物取引

現物取引はまず「買う」ところから始まります。買うことであなたは仮想通貨を保有している状態になります。普通の買い物と同じですね。値上がりした時に売ると差額分が利益となります。逆に値下がりすると差額分が損益になりますがどちらも決済をしなければ確定しません。

そして、決済をした時に差額分以上に利益が出ることも損益が出ることもありません。決済してない状態の差額を含み益・含み損といいます。

現物取引は…
  • 必ず「買い」から始まる
  • 保有しているだけでは利益も損益も出ない
  • 購入時と決済時の差額分以上に利益や損益が出ることはない

2.レバレッジ取引

現物取引はまず買って仮想通貨を保有するところから始まりました。レバレッジ取引が大きく違う点は、保有はせずに借りた仮想通貨で取引をすることです。現物と同じ買いから始めることもできますが、売りから始めることもできます。

例えば、レバレッジを2倍とすると、10万円の証拠金を預けると、20万円分の仮想通貨を取引所から借りられる権利がもらえます。権利だけなので保有はしていません。レバレッジ取引ではその借りた20万円分の仮想通貨を売ることができます。高く売って、安くなった時に買い戻すと差額分が利益になります。

借りた20万円分の仮想通貨は取引が完了した際に返すので、利益分のみがあなたのものになります。現物の場合は安い時に買って、売らずに値上がりするまで長期保有するユーザーも多いですが、レバレッジは日をまたぐ毎に手数料が発生するので長期保有には向きません。

短期的に「買って売る」「売って買う」というワンサイクルで考えるのがレバレッジ取引の基本です。

レバレッジのメリット・デメリット

10万円しか預けていないのに20万円分の仮想通貨の取引ができるので、少ない資金で効率よく利益を出すことができます。国内の取引所は4倍までですが海外では25倍というところもあります。一方で損益も大きくなるのでハイリスク・ハイリターンであることは十分理解しないとなりません。

レバレッジ取引は…
  • 証拠金(担保)を取引所に預ける
  • 証拠金を元に借りた仮想通貨で取引をする
  • 「買い」からでも「売り」からでも取引が始められる
  • レバレッジの倍率を上げるほどハイリスクハイリターン

ヒロ

あ〜そういうことなんですね!よく分かりました!損も大きいって言いますけど決済しなければ確定しないんですよね?そしたらレバレッジ大きくして上がるまで待てばめちゃくちゃ儲かるじゃないですか!レバレッジ手数料かかってもおつりが来るでしょ!
それがダメなのよ。含み損が大きくなりすぎるとロスカットという強制決済されちゃうの。

ルリ先輩

ヒロ

えっ?なんで??
預けた証拠金以上に損益を出さないため、ユーザーを守るためなのよ。それにレバレッジ手数料もばかにならないし。次回説明するからついてきてね。

ルリ先輩

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